看護師1年目(新卒看護師)の転職
看護師の離職率と調べると情報を見ることが出来ますが、
「「2013年病院における看護職員需給状況調査」離職率 常勤11.0%、新卒7.9%」
という数字が日本看護協会にて掲載されています。
こうしてみると、新卒看護師(看護師1年目)の離職率も高いですよね。
ちなみに、新卒看護師の離職率は病小規模が大きいほど低くなる傾向があるそうです。
その理由として、病小規模が大きいと新卒看護師の給料も高く、新人看護職員研修の実施率の高さなどが挙げられています。
もし今この記事をご覧になっている看護師さんで離職、転職を考えている方であった場合、今お勤めになっている病院の規模、給料、研修などはどうでしょうか?
病棟勤務の看護師さんがやはり多いでしょうか?
たぶん、そうだと思います。
病棟勤務、1年目はとにかく辛いという看護師さんが多いでしょう。
確かに大変だと思います。
そして、看護師人材紹介会社としても、看護師1年目の方の転職相談は多いと聞きます。
他と比較をする、というわけではないですが今の環境が他と比べて恵まれているかどうか、と言うことは少しだけ考えて見ても良いのかな?と思います。
やはり3年以上、1つの病院で勤務した方が良いです。
3年頑張ることで身につくスキル、経験、職歴は、この後の看護師人生には大きなプラスとなると思います。
3年今の職場で頑張ることで、その後の転職の選択肢が非常に大きく増える事になります。
クリニックの外来などでも働きやすいでしょう。
怖いのはキャリアとして潰しが利かない看護師になってしまうこと。
「アセスメントの出来ない看護師はいらない」
とはよく言われる言葉なんですよね。
確かに今の状況が辛い、とは思いますが、この先も看護師として働く気持ちがあるのでしたら、一度冷静になって上記考えてみてはいかがでしょうか。
もちろんそうしたことを考える以上に転職したいという気持ちが強いのであれば、転職された方が良いと思います。
ただし、その際には研修がしっかり整っている病院などを選ぶ必要があるでしょう。
経験が浅い看護師や、新卒看護師の受け入れに積極的な病院などの情報は、看護師人材紹介会社に相談する事で得られますので、活用をおすすめいたします。
1年目の看護師さんの転職相談は思っている以上に多いそうですので。