看護師 転職ブログ【看護師求人の探し方】

看護師の転職に関して書いています。看護師の悩み、退職・離職について。転職を考えたときの転職理由、志望動機など。家庭と育児の両立など、できる限り看護師として自分らしく働くための情報を書いていきます。

新卒看護師の離職率、再就職先・受け入れ病院探し

ここ数年、看護職を希望する学生が増えているそうです。

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週刊ダイヤモンド最新号の特集が、大学徹底比較「就職に強い学部・ゼミ・体育会はここだ!」なんですが、この特集の中に、看護学部が人気という一節がありました。
http://dw.diamond.ne.jp/

就職が世知辛い昨今、大学を出たとしても正社員として就職できない人も多いです。

 

私が大学を出た頃は超就職氷河期、と言われる頃でして本当に仕事がなかったです。

わざと単位を残して留年する人も多かったですね。

それで翌年また就職活動をするのですが、それでも決まらない友人もいました。。

その時と比べるとまだ状況は良いと思うのですが、それであっても正社員としての就職は厳しいみたいですね。


アベノミクスで回復傾向にあるとは言いつつも、やはり正社員の雇用増に反映してくるのは時間がかかると思います。

経営者としては、固定費はとにかく増やしたくないです。
確実な見通しはやはり持てないですから、固定費を抑えつつ少しでも利益を蓄える(内部留保)のは普通の感覚でしょう。

一旦上がった固定費って減らすのは本当に大変です。

リストラも簡単にできないんですよ。中小企業って従業員の顔(家族、生活など含めて)がよく見えていますから、情も移りますし。
世の中の大部分は中小企業ですしね。

そうした正社員雇用がなかなか厳しい中、看護師や薬剤師は就職率はほぼ100%。
よほど職場を選ばなければ、就職先は見つかる職業と言えます。

実際、体力的な問題がクリア出来れば、看護師は長く働く事ができる職業ですよね。

大学病院などは教育的な側面もありますから、ベテラン看護師は徐々に少なくなっていきますが、診療所やクリニックなどでは超ベテランの看護師がいることも少なくありません。
先代院長の時代からここで働いています!といった方も少なくないでしょう。

ここで話が戻りますけれど、希望を抱いて看護師になった新卒看護師と言われる年代の方々ですが、離職率は大体例年、7~10%といった数字で推移しています。

看護師の退職理由としては、

  • 結婚、出産、育児など
  • 人間関係
  • 体調不良
  • スキルアップのため
  • 労働環境への不満
  • 給料への不満


などがあります。

この中で実際多いのが、

・結婚や出産のタイミングでの退職
・人間関係

となります。
医療関係者の人も聞いてみても、実際にはこれらは答えとして返ってくることが多いです。

育児は私も経験していますが、大変です。
1歳~2歳くらいまでは他に何も出来ないという方も多いと思います。

夜泣きがある子はなおさら大変です。

育児ストレスから「うつ」になるのも良く理解できます。

家族の助け、協力は絶対に欠かせません。

お子さんによってはそこからさらに手がかかりますから、保育園、幼稚園に入るのが待ち遠しい!という母親も多いのではないでしょうか。

とはいえ、経済的に厳しいので24時間託児所などを利用して夜勤もこなすママさん看護師もいらっしゃいますから、働き方は本当に看護師人それぞれといえますね。

人間関係に関しては、先輩看護師が仕事を教えてくれず、いつ医療ミスを起こしてしまうか不安・・・という場合もあるようです。

人手不足のためにプリセプターとして付いてくれても、教える時間が無い、という現場の状況もあるようです。

そのため、もっとちゃんと仕事を教えてくれる病院、研修制度などが整った病院へ転職したい、ということで第二新卒看護師として入職先・受け入れ先病院を探す看護師も多くなっています。

時期的には4月入職を目指して看護師の転職活動が活発になってくる時期です。

転職活動をはじめる看護師が増える事を見越して、普段は求人を掲載しない病院も、看護師求人をかけてくる時期となります。

最初の職場選びで失敗した、という気持ちを持つ看護師の方は、より働きやすい職場、病院への転職を実現する良い時期となります。
第二新卒看護師として転職支援に力を入れている人材紹介会社も多いですし、研修制度を整えて第二新卒看護師を積極的に中途採用する病院も多いです。

きっと働きやすい病院はあると思いますので、情報収集をしてみて頂きたいと思います。