ブランクがある場合の看護師復職について
看護師さんの多くは女性。
ご結婚や出産などで一時的に退職や休職をされる方も多いです。
これはもう看護師という職業に限りませんが、そうして一度現場を離れた女性の復職は国家的なテーマとなってきていますよね。
当時はバリバリ仕事が出来ていた看護師さんであっても、数年のブランクがあいてしまうとやはり仕事に復職するにあたり不安があるもの。
採血が得意だった看護師さんも血管を探すスキルが落ちていたり、上手く針を刺せなかったり。
一度失敗するとさらに不安になって上手くいかない・・・そんな悪循環のスパイラルにハマりやすいとも言われます。
ですから、ブランク明けの復職の場合には、復職支援を行っている病院を選ぶ事がおすすめです。
「働きたいけれど、ブランクが不安でもう一歩働く事に踏み出せない」
そうした看護師さんはとても多いと言います。
看護師は人手不足。
看護師不足が深刻な病院もあります。
そうした状況の中、潜在看護師として眠ったままの状態は、社会的にも損卒と言えますよね。
そういった場合に選んで頂きたいのが、復職支援を行っている病院です。
ブランクあけの看護師さんが不安なポイントも分かっている事が多いですから、そうした部分を重点的に研修してくれる場合が多いです。
現場から離れている間に進んだ医療技術であったり、注射スキルの再確認、練習、実習。
さらにスムーズに復職をするためには、以前働いていたのと同じ部署にこだわらないことが必要です。
以前ずっと働いていたし、少し働けば勘を取り戻せると思う!
という自信は少々危険です。
特に手術室看護師(オペ室看護師)は、使用する器具の進歩も早いですし、ドクターの手技も変わっていくもの。
勉強すべき事柄も多いですし、ミスが許されない緊張感は非常に負担になると思います。
復職にあたり、無理のない配属先を選ぶ事がスムーズな復職には大切といえます。